このプレートは、会の主旨にご賛同いただいた家庭の玄関に設置しています。
危険を感じた子ども達が逃げ込む家の目印と言うよりは、多くの家の玄関にプレートが設置されることで、街の意識の高さを表現し、危険に対する抑止効果を狙っています。
小さくて見えにくいですが、住宅地図に黄色の丸で1軒1軒記しています。
痴漢が出没したり、交通量の多い道路には赤い印をつけ、地区内に設置された「緊急通報システム」の場所も表記しました。最下段は危険箇所の説明書きです。
予算などの都合で、プレートの配付は毎年少しずつ増やしながら、啓蒙活動を進めています。
更新された「子どもを守る会マップ」は地区内の小中学校のほか、各自治会館、生涯学習交流館に掲示されています。
不審者を通報する仕組みも定着し、「不審者情報」は極めて短時間にPTAなどを通じ、メールの一斉送信を利用したり、自治会の協力で緊急回覧されるなど、街ぐるみで共有できる情報となり、犯人の早期検挙につながったケースも少なくありません。
事件捜査で張り込み中の覆面警察車輌が「見慣れない不審なクルマ」として通報された笑い話のような話しも、この街の意識の高さを表しているのかも知れません。
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